小野瀬潤のいる生活。
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後に知った事だが、開演は30分程押してのスタートだったらしい。
先程の雨でリハも一時STOPになった事を考えれば、決して遅すぎるというものではないだろう。
ライブハウスでの開演前の緊張感とは全く別のものがそこにはあった。
少し長くなった陽は、隣の人物の顔を照明無しでもはっきりと写す程会場を包んでいる。
客電が落ちた時の、あの堪らないワクワク感はココ野音には存在しない。
SEがボリュームを上げて変わる。
“…来る…!”そんな空気が一気に会場中に電気のように一瞬で伝わっていく。
座席から立ち上がり、SEの音に体を揺らし、すぐにでも叫び出しそうな程“早く!早く!!”と心が沸く。
SEが変わってからそれ程時間が経たないうちにメンバーが登場する。
ちょうど会場の中程にあたる座席はステージ全体が見え、通路分上手であった為下手のメンバーの出入り口がよく見えた。
階段状になっている野音の作り、そしてブロック最前という事で視界を遮るものが何も無い。
開放感は当然の事、それに加えてメンバーの全身をLIVE中に見れるのは指定席の特権だなと思う(笑)
当然スクリーンなどあるわけはないので、目の悪い私には彼らの表情ははっきりとは分からない。
LUNA SEA時代から思っていたが、やはり感情は体から放たれるもの。
そのオーラのようなものがはっきりとしない表情を補ってくれた。
次々と出てくるメンバーに一喜一憂しながらも、やはり心の中では“J!じぇー!!”
約1月ぶり。
ステージに現れ手を上げているJに、会場中が沸く。跳ねる。
じぇーーーーーーーーーーーーい!!じぇい!Jっ!!
…異常気象を乗り越えてJさんを迎えたオーディエンスの皆さん、テンションが…(笑)
ま。貴方の為なら、あんな雨どころか槍だって受け止めてやるけどね。
あーーーーーーやべ。野音すでに楽しいぞっ!
始まりの曲Evoke the world。
野音ではスモークが会場を包むことは無い。
ステージや前列に広がる薄い霧が、密封された空間を真っ白にしていたスモークなのだろう。
【この叫びが枯れ果てるまで。】
【永遠に永遠に重なる様に。】
飛び跳ねながら、願いや祈りを空に向けて。
1曲目にして、GLARING SUNの曲たちをココ野音で聴ける楽しさを実感していた。
カメラマンが、すぐ前の通路をレンズをこちらに向けて走っていたがもうどーだっていい。
ブロックの境にいるアルバイトのおにーちゃんが、ステージに夢中で先輩に注意されている。
“お前が見るのはコッチ!(会場後方)”
…そりゃそうだろ。
その分うちらがしっかり見といてやるから、そんなうちらを見て“今度はJさん見る側で!”って思いやがれ。
何気に本日のターゲットになった彼である(笑)
No Time to loseは、久々の特効から始まり会場の熱を煽る。
Die for you、Gabriel、WHAT'S THAT MEAN?と熱はどんどん加速する。
ライブハウスだったならば、今頃はもう滝の様な汗が流れているはずだ。
しかしながらココ野音には、吹き抜ける風がある。
その風のおかげで体への負担はいつもより少なく、笑顔で飛び跳ねる事が出来る。
通路挟んだブロック最後列にいた鹿のおねーさん達が、何やら合図を送っている。
パンダを?…貸せ!…か(笑)
1号と2号が走り、パンダを貸して一頻り遊んでは脱兎の如く戻ってくる。
それじゃなくても目立ちますから、最初っから要注意人物なんですって。
通路で踊ってる1号を注意してたおにーさんは、注意しながら笑ってましたけどね(笑)
というわけで、スタッフさんが止めに来る前に戻る!ってのを何回かやってた二人でした(笑)
曲の途中、お立ち台に上ったJさん。
そんなもんあると思ってなかったし、見えてもいなかったのでどんだけ跳ねた事か。
今日は前に駆け寄ったり出来ないけどさ…こっからしっかり見とくから、アンタもそっからよーく見とけ!
聞き惚れるblind。
ホント白状しなくても分かってんだろうけど、アンタにもうメチャクチャです(笑)
“カモンっ!カウボーイっ!”“カモンっ!SCOTT!!”rodeo life。
楽しい!楽しい!!楽しいっ!!
gush、Suiside dreamあたりでようやく冷静に思う。
…音、凄くね?
開演前に“Jが言ってたステージ上にセットアップされたもんってさ、何?”
素で聞いた。
“スピーカーだろ。”
…あ。
…本気で気付かなかった…。
何故なら…ステージ後方にホントに隙間無く積み上げられてるスピーカーが、背景化していたから。
高さも相当あるし、その答えを聞くまで黒い壁として意識に刷り込まれていたんだ(笑)
そんな会話を思い出していた。
ココ野外だよな?
屋根ないんだよな…?
こんな音で聞こえるって、どんだけの音だっつうの(笑)
音もそうだし、さっきまでの天候を“演出!”って言っちゃうJさん、流石です(笑)
天候に関しては、当然の如く大ブーイング。
あのね、Jさん…アナタは台風をよんだだけです…。
ピーカンと今の晴れ間を呼び戻したのは、ココにいるPYROSの祈りですからぁー!!感謝しろって(笑)
『遠くから来てくれた人もいるみたいで…』に大きく応えてた、大分のパンダがあの雨連れて来たって話もありますがね…(笑)
いやでもさ、この目まぐるしくドラマチックな天候の中、こんだけの音でやれちゃうんだから…ホント良いスタッフさんに恵まれてるよね。
感謝でっす!
楽しみにしてたうちの一つであるinst。
こんだけの人達が集まる事なんて、JさんのLIVEではそうそう無いんだし…野音だぜ?!と気合十分で挑む。
よーしこっからだっ!ってトコで、アレ…?
前回の流れからして、こっからJさんの素敵な煽りが聞けると思ったんですが…やんないの…?
曲はBURN OUTへ。
ん…?BURN OUT?
アンコールのラストのラスト、体力相当持ってかれてる時にいつも堪える…でも飛ばずにはいられないBURN OUTが本日はここで登場。
いつもより数倍余裕で飛び跳ねながら、“雨でおした分inst短くしたのかなぁ…”と少し凹む。
Sun setをしみじみと聞きながら、“…やっぱ顔、見たいなぁ…”と黄昏る。
個人的にはオレンジの空の下聴きたかったりしたわけだが…素敵でしたよ。
“サンセっっっ!”に歓声が上がるのが恒例化しているんですが…個人的にはやはりにやにやしてしまいます。
そして春のツアー中もずっとレコーディングをしていて、そこから生まれたという新曲。
はっきり言って新曲は全く期待していなかった。
instにプラスα程度の期待はもしかしたらどっかにあったのかもしれない。
が、開演前の雨にその期待もすっかり洗い流されていたのだろう(笑)
新曲を初めてLIVEで耳にする時は、いつもどこか緊張ししっかり受け止めようと肩に力が入る。
同時に、新しい仲間を盛大に迎え入れようというワクワクした高揚感。
…しっかり応えてくれましたよ、この新曲。
初お披露目にしてアレじゃ…かーなーりー期待して宜しいんじゃないかと。
夏は暴れられる曲が確実に1曲増えた事は間違いない。
新曲からの煽りを受けて、本編終了まで加速する野音。
LIE-LIE-LIEで会場を煽るJさん。
もしや…と思ったら下手のセットに登り始めました…。
やったよーコイツ変わってねぇよー(笑)
さすがにチョットしか登ってなかったトコが、ここ数年の成長なんだろ?(笑)
誰が歌ってるわけでもないステージに向かって、吠えたり跳ねたりしているオーディエンスに斜め前のバイトのにーちゃんは不思議顔。
だろうな(笑)
何度かステージを振り返ろうかどうしようか、という素振りを見せていました。
そしてinstでのJさんのあの煽りがココで登場。
『ヤローはいるかぁー?!』に相変わらず1発目は遠慮がちなBOYS。
『可愛い女の子はいるかぁ?!』『ヤローみたいな女の子はいるかぁ?!!』に応える女子を見習いなさいよ。
…Jさん引いてるんじゃないのか…?(笑)
そんなこんなであまりにも遊びすぎて“あ。そーいやまだ曲途中だったじゃん…”とすっかり忘れていた事は内緒(苦笑)
blank、fire starと曲は続く。
そーいや何が楽しいんだか、1号と2号が間に挟まれたか弱い女子(ォレ様)にケツアタックを何度もしてきやがって…。
骨折れなくてホント良かったぜ…(笑)
確かfire starだったと思うんだけど、緑の光線が出た。
空にまで伸びていくその光が凄く綺麗だったのを覚えてる。
空までセットの一部になっちまうんだから、野音て凄い。
『皆の事を思って書いた曲です。…皆、っていうか…ホントは俺自身に、かなぁ…』
っていうMCが印象的だった本編ラストの曲。
break―
アンコールあるんだろ?出てくるよな?!という思いと共に、『次で最後です』って言葉にこの楽しい時間の終わりを意識せずにはいられない。
弾ける特効に気合入れ直し、本編思い残す事が無いように。
曲が終わりステージを降りる際、ぶつかりそうになってSCOTTに蹴りを入れてるMASAの姿が、誰もいないステージの淋しさを和らげてくれた。
“足んねぇぞっ!”目の前の集音マイクが、この声拾ってJ兄に届けてくんないだろうか…。
しばらくして出てきたJは上半身裸。
うわぁー前行きたーい♪
野外だっつうのに脱いでいいのか?風邪ひいたりしねぇ?
野音でのメンバー紹介は太陽が嫌いなSCOTT、やんちゃっぷり全開のMASA、そしてこの人の為にやってるんじゃないか…というCBGB(笑)
本日も牛乳片手に登場です。
地方だけじゃ飽き足らず、そのネタを総決起集会でもやりたかったってわけですか?(笑)
“飲む?”とJに突き出す藤田さん。
Jさんのあのなんともいえない感じ…。
藤田さん見つめてどう返していいか分かんない、みたいな。
それもあんのかも知んないけど…Jさんの頭は飛んじゃってるんじゃないかって思います(笑)
そんなJさんを『ミスターJぇぇぇぇぇー!!』と紹介するMASA。
MASAの存在は日に日にデカくなりますね。
これでもかと感謝の言葉を並び立てるJさん。
勿論会場にいる皆に。スタッフさんにも。
そして今日来れなかった皆にも。
…どうした?なんか…死んじゃうみたいじゃん(苦笑)
ホントに何度も何度も言うもんだから、じーんときちゃって…泣くわけねぇだろ(笑)
そんなJさんのあまりにも熱い言葉に“プロポーズと取ってもいいんだろうか?”と1号に尋ねた程だ(笑)
Jさんも、Jさんファンも照れ屋率高し。
…感謝すんのはこっちの方だっつうの。
become the light,blessed the night
…泣かせたいのか。
この曲はココ野音で是非とも聴きたかった曲。
ステージから空に上る様に、視線が何度も空を見上げる。
この曲は間奏と終盤にアレンジが加えられていた。
当日?それともその場で?のアレンジだったのだろうか…間奏部分は手に力が入ってしまった感がある(苦笑)
しかし終盤のアレンジはとても心地良かった。
さて。
しんみりさせて終わりなわけがない。
ギャル語はすでに小野瀬潤の細胞に浸透してしまっているのか…
『楽しくね?』『もっとやれるんじゃね?』…可愛いけどさ(笑)
中でもオイ…それは別の意味でもヤバイ…と思ったのが
『めちゃくちゃにしてほしいんだけどっ!』
…プチ…わぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!!!
『めちゃくちゃにしてくれぃ!』とのニュアンスの違いが分かりますか?小野瀬さん…。
“めちゃくちゃにしてやるよっっ!!”
この叫びに、斜め前のバイトのにーちゃんが下を向きました。
震えてる肩は多分…堪えている笑い故、だと思います(笑)
あーもう笑いたきゃ笑え。
理性なんか完全にぶっ飛んだつうの。
Feel Your Blaze
もう会場中めっちゃくちゃになっちまえばいい。
といってもここ野音には、あのグッチャグチャにぶつかり合う熱い空気はない。
だから何度も何度も高く飛ぶ。
何処まで飛んだってココには遮るものはないから。
そのクソ熱い塊に触れる事の出来る夏ツアーの発表もされ、最後の曲。
そして『全てが始まった曲』―PYROMANIA―
強い風にPYROS達が掲げるライターの火が吹き消される中、ステージではこれでもかという火の嵐。
遠目でこれだけの勢いならばステージ付近、ましてやステージ上の4人は相当な熱を浴びているだろうと思う。
SCOTTのドラムに合わせようと、一度ベースを振り上げた瞬間に分かった。
次のタイミングでベースは見事にステージに叩き付けられた。
メンバーは案外あっさりステージを降りた印象がある。
どこかで強く思っていた所があるWアンコールはなかった。
冷静に考えれば、ベースぶっ壊した時点でピリオド打ってんだろうな…。
1号と2号が鹿のねーさん達と、客席を後にする人たちがいる中、ステージ近くまで行きアンコールをしている。
アンコールをしに、というよりもステージに近付きたくてその場所に行く。
LIVEが終わって、早々と撤収作業をするスタッフ。
その様子を見ながら口では“Jぇ-”と叫び、戻って来ないと理解が進むにつれてますます大きくなる叫び。
…夏までの日数、もう数えちまうぞ…(苦笑)
青いカッパをゴミ箱に脱ぎ捨てて、日比谷野外音楽堂20060520は終わりました。
野音が決まってから、なんだかんだと言いつつ…それでもやっぱりアノ押しに負けて決意した野音。
初めての野音で記憶を留まらせたままにしないで良かった。
目にする感想がどれも決して悪いものじゃない事がどんだけ凄い事か。
だって、あんだけの人が集まってんだぜ?
あの天候だぜ?(笑)
Jさん、やっぱアンタは凄い。
夏も冬も春もそのまた次の夏も、ずーと付いて行くからさ!!
…皆に追い越されないようにねっ!(笑)
20060520日比谷野外音楽堂SET LIST
①Evoke the world/②No time to lose/③Die for you/④Gabriel/⑤WHAT'S THAT MEAN?/
⑥blind/⑦rodeo life/⑧gush/⑨Suiside dream/⑩inst/⑪BURN OUT/⑫Sun Set/⑬新曲/
⑭LIE-LIE-LIE/⑮blank/⑯fire star/⑰break/
-
⑱become the light, blessed the night/⑲Feel Your Blaze/⑳PYROMANIA
先程の雨でリハも一時STOPになった事を考えれば、決して遅すぎるというものではないだろう。
ライブハウスでの開演前の緊張感とは全く別のものがそこにはあった。
少し長くなった陽は、隣の人物の顔を照明無しでもはっきりと写す程会場を包んでいる。
客電が落ちた時の、あの堪らないワクワク感はココ野音には存在しない。
SEがボリュームを上げて変わる。
“…来る…!”そんな空気が一気に会場中に電気のように一瞬で伝わっていく。
座席から立ち上がり、SEの音に体を揺らし、すぐにでも叫び出しそうな程“早く!早く!!”と心が沸く。
SEが変わってからそれ程時間が経たないうちにメンバーが登場する。
ちょうど会場の中程にあたる座席はステージ全体が見え、通路分上手であった為下手のメンバーの出入り口がよく見えた。
階段状になっている野音の作り、そしてブロック最前という事で視界を遮るものが何も無い。
開放感は当然の事、それに加えてメンバーの全身をLIVE中に見れるのは指定席の特権だなと思う(笑)
当然スクリーンなどあるわけはないので、目の悪い私には彼らの表情ははっきりとは分からない。
LUNA SEA時代から思っていたが、やはり感情は体から放たれるもの。
そのオーラのようなものがはっきりとしない表情を補ってくれた。
次々と出てくるメンバーに一喜一憂しながらも、やはり心の中では“J!じぇー!!”
約1月ぶり。
ステージに現れ手を上げているJに、会場中が沸く。跳ねる。
じぇーーーーーーーーーーーーい!!じぇい!Jっ!!
…異常気象を乗り越えてJさんを迎えたオーディエンスの皆さん、テンションが…(笑)
ま。貴方の為なら、あんな雨どころか槍だって受け止めてやるけどね。
あーーーーーーやべ。野音すでに楽しいぞっ!
始まりの曲Evoke the world。
野音ではスモークが会場を包むことは無い。
ステージや前列に広がる薄い霧が、密封された空間を真っ白にしていたスモークなのだろう。
【この叫びが枯れ果てるまで。】
【永遠に永遠に重なる様に。】
飛び跳ねながら、願いや祈りを空に向けて。
1曲目にして、GLARING SUNの曲たちをココ野音で聴ける楽しさを実感していた。
カメラマンが、すぐ前の通路をレンズをこちらに向けて走っていたがもうどーだっていい。
ブロックの境にいるアルバイトのおにーちゃんが、ステージに夢中で先輩に注意されている。
“お前が見るのはコッチ!(会場後方)”
…そりゃそうだろ。
その分うちらがしっかり見といてやるから、そんなうちらを見て“今度はJさん見る側で!”って思いやがれ。
何気に本日のターゲットになった彼である(笑)
No Time to loseは、久々の特効から始まり会場の熱を煽る。
Die for you、Gabriel、WHAT'S THAT MEAN?と熱はどんどん加速する。
ライブハウスだったならば、今頃はもう滝の様な汗が流れているはずだ。
しかしながらココ野音には、吹き抜ける風がある。
その風のおかげで体への負担はいつもより少なく、笑顔で飛び跳ねる事が出来る。
通路挟んだブロック最後列にいた鹿のおねーさん達が、何やら合図を送っている。
パンダを?…貸せ!…か(笑)
1号と2号が走り、パンダを貸して一頻り遊んでは脱兎の如く戻ってくる。
それじゃなくても目立ちますから、最初っから要注意人物なんですって。
通路で踊ってる1号を注意してたおにーさんは、注意しながら笑ってましたけどね(笑)
というわけで、スタッフさんが止めに来る前に戻る!ってのを何回かやってた二人でした(笑)
曲の途中、お立ち台に上ったJさん。
そんなもんあると思ってなかったし、見えてもいなかったのでどんだけ跳ねた事か。
今日は前に駆け寄ったり出来ないけどさ…こっからしっかり見とくから、アンタもそっからよーく見とけ!
聞き惚れるblind。
ホント白状しなくても分かってんだろうけど、アンタにもうメチャクチャです(笑)
“カモンっ!カウボーイっ!”“カモンっ!SCOTT!!”rodeo life。
楽しい!楽しい!!楽しいっ!!
gush、Suiside dreamあたりでようやく冷静に思う。
…音、凄くね?
開演前に“Jが言ってたステージ上にセットアップされたもんってさ、何?”
素で聞いた。
“スピーカーだろ。”
…あ。
…本気で気付かなかった…。
何故なら…ステージ後方にホントに隙間無く積み上げられてるスピーカーが、背景化していたから。
高さも相当あるし、その答えを聞くまで黒い壁として意識に刷り込まれていたんだ(笑)
そんな会話を思い出していた。
ココ野外だよな?
屋根ないんだよな…?
こんな音で聞こえるって、どんだけの音だっつうの(笑)
音もそうだし、さっきまでの天候を“演出!”って言っちゃうJさん、流石です(笑)
天候に関しては、当然の如く大ブーイング。
あのね、Jさん…アナタは台風をよんだだけです…。
ピーカンと今の晴れ間を呼び戻したのは、ココにいるPYROSの祈りですからぁー!!感謝しろって(笑)
『遠くから来てくれた人もいるみたいで…』に大きく応えてた、大分のパンダがあの雨連れて来たって話もありますがね…(笑)
いやでもさ、この目まぐるしくドラマチックな天候の中、こんだけの音でやれちゃうんだから…ホント良いスタッフさんに恵まれてるよね。
感謝でっす!
楽しみにしてたうちの一つであるinst。
こんだけの人達が集まる事なんて、JさんのLIVEではそうそう無いんだし…野音だぜ?!と気合十分で挑む。
よーしこっからだっ!ってトコで、アレ…?
前回の流れからして、こっからJさんの素敵な煽りが聞けると思ったんですが…やんないの…?
曲はBURN OUTへ。
ん…?BURN OUT?
アンコールのラストのラスト、体力相当持ってかれてる時にいつも堪える…でも飛ばずにはいられないBURN OUTが本日はここで登場。
いつもより数倍余裕で飛び跳ねながら、“雨でおした分inst短くしたのかなぁ…”と少し凹む。
Sun setをしみじみと聞きながら、“…やっぱ顔、見たいなぁ…”と黄昏る。
個人的にはオレンジの空の下聴きたかったりしたわけだが…素敵でしたよ。
“サンセっっっ!”に歓声が上がるのが恒例化しているんですが…個人的にはやはりにやにやしてしまいます。
そして春のツアー中もずっとレコーディングをしていて、そこから生まれたという新曲。
はっきり言って新曲は全く期待していなかった。
instにプラスα程度の期待はもしかしたらどっかにあったのかもしれない。
が、開演前の雨にその期待もすっかり洗い流されていたのだろう(笑)
新曲を初めてLIVEで耳にする時は、いつもどこか緊張ししっかり受け止めようと肩に力が入る。
同時に、新しい仲間を盛大に迎え入れようというワクワクした高揚感。
…しっかり応えてくれましたよ、この新曲。
初お披露目にしてアレじゃ…かーなーりー期待して宜しいんじゃないかと。
夏は暴れられる曲が確実に1曲増えた事は間違いない。
新曲からの煽りを受けて、本編終了まで加速する野音。
LIE-LIE-LIEで会場を煽るJさん。
もしや…と思ったら下手のセットに登り始めました…。
やったよーコイツ変わってねぇよー(笑)
さすがにチョットしか登ってなかったトコが、ここ数年の成長なんだろ?(笑)
誰が歌ってるわけでもないステージに向かって、吠えたり跳ねたりしているオーディエンスに斜め前のバイトのにーちゃんは不思議顔。
だろうな(笑)
何度かステージを振り返ろうかどうしようか、という素振りを見せていました。
そしてinstでのJさんのあの煽りがココで登場。
『ヤローはいるかぁー?!』に相変わらず1発目は遠慮がちなBOYS。
『可愛い女の子はいるかぁ?!』『ヤローみたいな女の子はいるかぁ?!!』に応える女子を見習いなさいよ。
…Jさん引いてるんじゃないのか…?(笑)
そんなこんなであまりにも遊びすぎて“あ。そーいやまだ曲途中だったじゃん…”とすっかり忘れていた事は内緒(苦笑)
blank、fire starと曲は続く。
そーいや何が楽しいんだか、1号と2号が間に挟まれたか弱い女子(ォレ様)にケツアタックを何度もしてきやがって…。
骨折れなくてホント良かったぜ…(笑)
確かfire starだったと思うんだけど、緑の光線が出た。
空にまで伸びていくその光が凄く綺麗だったのを覚えてる。
空までセットの一部になっちまうんだから、野音て凄い。
『皆の事を思って書いた曲です。…皆、っていうか…ホントは俺自身に、かなぁ…』
っていうMCが印象的だった本編ラストの曲。
break―
アンコールあるんだろ?出てくるよな?!という思いと共に、『次で最後です』って言葉にこの楽しい時間の終わりを意識せずにはいられない。
弾ける特効に気合入れ直し、本編思い残す事が無いように。
曲が終わりステージを降りる際、ぶつかりそうになってSCOTTに蹴りを入れてるMASAの姿が、誰もいないステージの淋しさを和らげてくれた。
“足んねぇぞっ!”目の前の集音マイクが、この声拾ってJ兄に届けてくんないだろうか…。
しばらくして出てきたJは上半身裸。
うわぁー前行きたーい♪
野外だっつうのに脱いでいいのか?風邪ひいたりしねぇ?
野音でのメンバー紹介は太陽が嫌いなSCOTT、やんちゃっぷり全開のMASA、そしてこの人の為にやってるんじゃないか…というCBGB(笑)
本日も牛乳片手に登場です。
地方だけじゃ飽き足らず、そのネタを総決起集会でもやりたかったってわけですか?(笑)
“飲む?”とJに突き出す藤田さん。
Jさんのあのなんともいえない感じ…。
藤田さん見つめてどう返していいか分かんない、みたいな。
それもあんのかも知んないけど…Jさんの頭は飛んじゃってるんじゃないかって思います(笑)
そんなJさんを『ミスターJぇぇぇぇぇー!!』と紹介するMASA。
MASAの存在は日に日にデカくなりますね。
これでもかと感謝の言葉を並び立てるJさん。
勿論会場にいる皆に。スタッフさんにも。
そして今日来れなかった皆にも。
…どうした?なんか…死んじゃうみたいじゃん(苦笑)
ホントに何度も何度も言うもんだから、じーんときちゃって…泣くわけねぇだろ(笑)
そんなJさんのあまりにも熱い言葉に“プロポーズと取ってもいいんだろうか?”と1号に尋ねた程だ(笑)
Jさんも、Jさんファンも照れ屋率高し。
…感謝すんのはこっちの方だっつうの。
become the light,blessed the night
…泣かせたいのか。
この曲はココ野音で是非とも聴きたかった曲。
ステージから空に上る様に、視線が何度も空を見上げる。
この曲は間奏と終盤にアレンジが加えられていた。
当日?それともその場で?のアレンジだったのだろうか…間奏部分は手に力が入ってしまった感がある(苦笑)
しかし終盤のアレンジはとても心地良かった。
さて。
しんみりさせて終わりなわけがない。
ギャル語はすでに小野瀬潤の細胞に浸透してしまっているのか…
『楽しくね?』『もっとやれるんじゃね?』…可愛いけどさ(笑)
中でもオイ…それは別の意味でもヤバイ…と思ったのが
『めちゃくちゃにしてほしいんだけどっ!』
…プチ…わぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!!!
『めちゃくちゃにしてくれぃ!』とのニュアンスの違いが分かりますか?小野瀬さん…。
“めちゃくちゃにしてやるよっっ!!”
この叫びに、斜め前のバイトのにーちゃんが下を向きました。
震えてる肩は多分…堪えている笑い故、だと思います(笑)
あーもう笑いたきゃ笑え。
理性なんか完全にぶっ飛んだつうの。
Feel Your Blaze
もう会場中めっちゃくちゃになっちまえばいい。
といってもここ野音には、あのグッチャグチャにぶつかり合う熱い空気はない。
だから何度も何度も高く飛ぶ。
何処まで飛んだってココには遮るものはないから。
そのクソ熱い塊に触れる事の出来る夏ツアーの発表もされ、最後の曲。
そして『全てが始まった曲』―PYROMANIA―
強い風にPYROS達が掲げるライターの火が吹き消される中、ステージではこれでもかという火の嵐。
遠目でこれだけの勢いならばステージ付近、ましてやステージ上の4人は相当な熱を浴びているだろうと思う。
SCOTTのドラムに合わせようと、一度ベースを振り上げた瞬間に分かった。
次のタイミングでベースは見事にステージに叩き付けられた。
メンバーは案外あっさりステージを降りた印象がある。
どこかで強く思っていた所があるWアンコールはなかった。
冷静に考えれば、ベースぶっ壊した時点でピリオド打ってんだろうな…。
1号と2号が鹿のねーさん達と、客席を後にする人たちがいる中、ステージ近くまで行きアンコールをしている。
アンコールをしに、というよりもステージに近付きたくてその場所に行く。
LIVEが終わって、早々と撤収作業をするスタッフ。
その様子を見ながら口では“Jぇ-”と叫び、戻って来ないと理解が進むにつれてますます大きくなる叫び。
…夏までの日数、もう数えちまうぞ…(苦笑)
青いカッパをゴミ箱に脱ぎ捨てて、日比谷野外音楽堂20060520は終わりました。
野音が決まってから、なんだかんだと言いつつ…それでもやっぱりアノ押しに負けて決意した野音。
初めての野音で記憶を留まらせたままにしないで良かった。
目にする感想がどれも決して悪いものじゃない事がどんだけ凄い事か。
だって、あんだけの人が集まってんだぜ?
あの天候だぜ?(笑)
Jさん、やっぱアンタは凄い。
夏も冬も春もそのまた次の夏も、ずーと付いて行くからさ!!
…皆に追い越されないようにねっ!(笑)
20060520日比谷野外音楽堂SET LIST
①Evoke the world/②No time to lose/③Die for you/④Gabriel/⑤WHAT'S THAT MEAN?/
⑥blind/⑦rodeo life/⑧gush/⑨Suiside dream/⑩inst/⑪BURN OUT/⑫Sun Set/⑬新曲/
⑭LIE-LIE-LIE/⑮blank/⑯fire star/⑰break/
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⑱become the light, blessed the night/⑲Feel Your Blaze/⑳PYROMANIA
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