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小野瀬潤のいる生活。
2025/01
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【SET☆LIST】

LOVELESS
Dejavu
JESUS
SLAVE
END OF SORROW
TRUE BLUE
FACE TO FACE
gravity
RA-SE-N
Providence
MOON
-ドラムソロ-
-ドラム&ベースセッション-
FATE
BREATHE
STORM
DESIRE
TIME IS DEAD
ROSIER
TONIGHT
---------------------------------
I for you
WHITE CHRISTMAS
IN MY DREAM
BELIEVE
----------------------------------
MOTHER
----------------------------------
PRECIOUS...
WISH

眩しいくらいの光の中で、たくさんの人達がステージの5人を見つめ、歓声を上げ。
そこに聴こえていた音はBREATHE―
目覚めた時、その夢があまりにもリアルで、どこからどこまでが夢なのか一瞬分からなくなった。
一夜明けてみた夢に、2007.12.24に起こった事すらも、一瞬夢に思えた。

でもそれは、確かに起こった事なんだ。
GOD BLESS YOU~One night Dejavu~
TOKYO DOME 2007.12.24

“7年だぜ?!おいっ!!”
胸に響く彼らの言葉はたくさんあったけれど、ドラム&ベースセッションでJさんが言ったこの一言が、あの時間の中何度も頭の中で響いてた。
CAPACITY∞を彷彿させるSEがかかって、あの場所は一瞬にしてLUNA SEAの世界に染まった。
あの感じ、忘れるわけがない。
体中に染み込んでる。
会場の外で漏れてきたLOVELESSやMOTHEREの音を聴いただけで、溢れてきて仕方なかった想い。
実際にその音を聴いたら、どうなってしまうんだろうと思った。
そしてその時がきて、…なんていうのかなぁ、あんな感じは。
色々言葉を探してみたんだけど、やっぱりうまく言えないんだ。

時をね、時の中を行ったり来たりしている感じだった。
肉眼で彼らを確認出来たのは…多分トータルで数分なんだよね。
だからかな。
だから余計にそうなのかもしれないけど。
スクリーンに映し出される彼らを見ながら、ココが何処なのかいつなのか…本当に今なのか…分からないままあの時間の中揺れていた気がする。
でもものすごく冷静な自分もいたりしたんだよね。
始まった瞬間どーにかなっちまうんじゃないかと思ってた。
そりゃ確かにJESUS、SLAVE、FACE TO FACEとかでは、ワケわかんないくらいにぶっ飛んでた自分がいたけど。
泣き崩れたりするかも…なんて思ってた風にはならなかった。
それよりもこの瞬間、限られた時間の中で起こる全てを、受け止めようしっかり見届けようという想いが先に立っていたからなのかも知れないけど。

“7年だぜ?!”そうJさんが言って、初めて実感したんだ。
LIVE始まってから、1回もそんな事思いもしなかったんだ。
7年、…あの日から7年経ってるんだ…。
渋公なんか比べ物になんないくらい、セッション中は頭で考えるより体が動いてしまってて。
やっぱこの人…ずっとかっこいいやって思って。
メンバーが戻ってきて、演奏が始まって、何度も何度も頭の中でJさんの声で“7年だぜ?!”って言葉が響いてた。
そんなにも時を重ねたっていうのに…あそこにいたのは紛れもなくLUNA SEAだった。
言い方に語弊があるかもしれないけど…何にも変わらないLUNA SEAがそこにいたんだ。

その時間の長さと、彼らの存在をしっかりと受け止めて。
“みんなのそばに行くよ。”
そういってメンバーがセンターステージに集まって始まったBREATHE。
この曲が本当に、本当にこの日を象徴している曲だと思った。
当初から大好きな曲だったけど、どの日に聴いたよりも一番響いて。
込み上げてくる想いと共に、ずっとずっと…いつまでもこの時間が続けばいいと思った。
みんなが、LUNA SEAが大好きなんだって心から想えた。
簡単なことだけどね。
この日に寄せて想いは複雑で…色々考えたりもして。
でもね、日にちが近くなって結局はそこなんだよなって。
7年経ってても、もっと時間が経っても…ずっとLUNA SEAが大好き。
そう思わせてくれた時間だった。

懐かしい曲とか、ROSIREのあの時と変わらないJさんのマイクスタンドとかさ。
言い出したらきりがないんだけど。
TONIGHTが始まった時だけは…やめてくれょって声に出してしまったよ。
大好きな曲だよ。
でも自分の中ではFAINAL ACTと絶対に結びついてる曲で。
JさんがソロのLIVEでやった時も、そこにいない4人の姿が浮かんできて仕方なかった。
でもこの日はちゃんと5人なんだ。
あの時と同じ、5人で奏でるTONIGHT。
MOTHERのような壮大な曲で涙する人はたくさんいると思うけど、…多分きっと…どの曲よりもTONIGHTが心に刺さる。
…だけどもう一度聴けて良かった。

何処からともなく起こった“きよしこの夜”の合唱。
ウェーブもそうだけど、あぁSLAVEだなぁって思ったよ。
この力が、愛が、SLAVEなんだ。
揺るがない形。
メンバーが登場して、かき消されてしまうかもしれないと思った歌声が、Jさんが聞き耳を立てる映像でまた大きくなって。
みんなにまたこの歌声を届ける事が出来たんだね。
彼らがお返しにくれた“WHITE CHRISTMAS”は、アノ日よりもずっと大きくて、あったかかった。

世界一のドラマー。
“みんな変わらないなぁ”
うん、みんな変わらないね。
そしてやっぱり真矢くんのドラムはすげぇや。
世界一のべーシスト。
“ココに来れなかったやつらの想いもチャント届いてる”
昔からそういう事ちゃんと言葉にしてくれる人だった。
うん、届いてるよね。
世界一のギタリスト。
“みんなありがとう。”
その時は代弁して貰っていたけど、そのあと自分の声で、マイクを通さずにありがとうって叫んだんだってね。
ありがとう。
世界一のギタリスト、世界一のバイオリニスト。
“本当に…みんなに逢いたかったよ。”
うん、逢いたかったよ。
そしてまた逢えたんだね。
世界一のボーカリスト。
“愛してるぜ”
マイクを通さずに、あの広い会場に響いたその声。
メンバーさえも驚くその声、LUNA SEAのボーカリスト。

みんな愛してる。

最後の最後に彼らが選んだ曲…WISH―
この日を待ち望んでいた願い。
またいつかどこかの空の下、逢いたいという願い。
涙なんかいらないんだ。
もう別れではなくなったから。
この日彼らが変えてくれた。
みんなが変えてくれた。
7年という時を彼らは別々に歩き、またそれぞれの道に戻っていく。
真矢は真矢だし、JはJだし、INORANはINORANだし、SUGIZOはSUGIZOで、RYUICHIはRYUICHIなんだよ。
その5人が集まってLUNA SEAなんだ。
彼らがそれぞれの道をしっかりと歩いてきたから、輝いてきたから、この日彼らはアノ日と変わらず輝いていられた。

いつか…
いつかまた逢える日がくるとして…
でもね、今は考えなくていいんじゃないかな。
それよりも今を駆け抜ける事。
駆け抜けた未来のどこかにそれがあったとして…またその時共に輝いていられるように。
笑い合えるように。

出逢えて良かった。
本当に。
ありがとう。
…愛してる。





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