忍者ブログ
小野瀬潤のいる生活。
2024/05
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

毎朝布団から出るのにかなりの覚悟がいります。
今からこんなんで冬越えられんのかって話ですね。
さみぃもんはさみぃー。


コンクリートの上で死に絶えた蝉の数を、何となく数えながら歩いた夏がいつの間にか終わって。
威嚇体制のまま死んでるように見えたカマキリに、みなしごハッチのカマキリおじさんを思い浮かべたのもつかの間。
冬ってなんか、色んなモンが死に絶えてく季節だなと思う。

そりゃ凍える空の下咲く花もあり、実る果実もある。
そういうの見つけるとなんか嬉しかったり。
でもアイツらはアイツらの都合で生きてるだけで、別に特別な事なんかじゃない。
ソレに意味とか勝手な理屈つけて、納得したり感心したりするのは人様の勝手。
アイツらは咲きたい時に咲いて実をつけてるだけ。
嬉しいのは多分アレ。
冬って命の音があんま聞こえない季節だから。
夏なんか特に、聞こうとしなくても聞こえてくる程音が溢れてる。
耳からだけじゃなく、五感で感じる。

冬はさ、色にすると透き通った黒。
透き通ってるくせに重いの。
そんな中に音が埋もれちまってる気がするんだ。
寒さに体縮こめてると、色んな感覚まで鈍感になってくようで。
自分まで埋もれちまう気がするよ。

もっと寒い夜が来て、全ての音が黒く染まってしまうような夜。
そんな夜にその黒をぶち破る音がオレにはあるか…?
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Admin    Write    Res
忍者ブログ [PR]